Vol.1

心のこもった介護で
めきめき元気を取り戻した母

T.O. 様 [ご家族様の声]

ご入居者のイメージ

94歳になった母は2021年の9月から東急ウェリナケア旗の台(以下ウェリナケアと略す)にお世話になることになりました。母の二人の子供である姉(当時72歳)と息子の私(当時69歳)、そしてそれぞれの配偶者が協力して見学の後、ここなら良いだろうと意見の一致を見、さらに母のお試し宿泊を経て決定したものです。

母はウェリナケアでの生活に概ね満足し(コーヒーが美味しくないというのだけが不満)、施設内での新しいお友達もできて快適に過ごしておりました。私にも「いいところを見つけてくれて有難う」と何度も言っておりました。姉と私で日が重ならないように毎週見舞いに行き、母の無聊を慰めるようにしていましたが、やはり女性らしい細やかな心配り、女同士ということもあり、母は姉を頼り切っていました。

ところが本年(2023年)6月にその姉が急逝してしまったのです。娘、しかも頼りにしきっていた娘に先立たれた母の受けた衝撃は極めて大きなものでした。食事ものどを通らなくなり絶食状態で、水分の摂取量も大きく減少しました。私どもも孫まで総動員して、毎日誰かがお見舞いに行って母を慰められるようにしたのですが、母は「私はこれからどうしたらよいの?」「長く生き過ぎたわ。娘の死に目に会うなんて」「早く死にたい」などとつぶやくばかりです。私どもは母ももう長くはないのではないかと半分覚悟を決めるような状態でした。

しかし、ここからウェリナケアの実力が発揮されました。母を主として担当してくださっていたケアマネージャーのI様、生活相談員のH様等が中心となって、母に寄り添い、話を辛抱強く聞き、慰め励ます等々心のこもった介護を展開してくださったのです。常駐の看護師さんたち、担当のドクターも注意深く母を見守ってくださいました。そのお蔭で母はめきめき元気を取り戻し、3週間後には笑顔も見せるようになりました。娘を亡くしたのですから、以前と同じというわけには当然いきませんが食欲も回復し、以前の生活に戻りつつあります。

ウェリナケアのスタッフの皆様に深く、深く感謝する次第です。亡くなった姉の娘であり、母にとっては最年長の孫の言葉が言い得て妙であると思いますので最後に引用します。「ここのスタッフの皆さん、本当にプロフェッショナルですね」