テラスで、入居者とスタッフが植物を見ながら話すようす

老人ホームの面会頻度・時間・持ち物と、行けないときの工夫

親が老人ホームに入ったあと、どのくらいの頻度で会いに行けばよいのか、何を持っていけばよいのか、行けない日が続いたらどうすればよいのか。面会は、離れて暮らすご家族とご本人をつなぐ大切な時間ですが、決まりや過ごし方はホームによって違います。面会の決まりの確かめ方から、頻度や時間帯の考え方、持ち物と差し入れ、行けない・行きたくないと感じたときのことまでを順に整理し、東急ウェリナケア3ホームの面会の場所とアクセスもご紹介します。

1|面会の決まりは、ホームごとに違う

ソファに座って、電話で話す女性
※写真はイメージです

面会の受け付け方は、ホームによって違います。予約がいるか、面会できる時間帯、会う場所(居室か、談話室などの部屋か)、一度に会える人数、子どもやペットを連れて行けるか、飲食や差し入れの決まり、外出・外泊の手続きなどです。決まりは、感染症がはやっている時期や、ご本人の体調によって変わることもあります。国(厚生労働省)は2023年、高齢者施設で面会を再開・推進することは重要だとして、施設に向けた動画やリーフレットを示し、感染対策をとりながら、できるだけ安全に面会できる方法を考えるよう求めています。

初めて面会に行く前と、決まりが変わったと聞いたときは、ホームに電話で確かめておくと安心です。確かめておきたいのは、次の項目です。

項目確かめること
予約予約がいるか。いる場合は、何日前までに、どの方法で(電話など)申し込むか
時間面会できる時間帯と、1回の長さの目安
場所居室に入れるか、談話室などの部屋を使うか
人数・同伴一度に何人まで会えるか。子どもやペットを連れて行けるか
飲食・差し入れ一緒に食べてよいもの、渡す前に職員に見せる必要があるか
外出・外泊届け出の方法と期限、付き添いの決まり
感染症の時期面会の方法が変わるとき、家族にどう知らせるか

2|頻度に正解はない。続けられる形を決める

車いすの高齢の女性と、となりに座って笑顔で話す男性
※写真はイメージです

面会の頻度に、決まった正解はありません。毎週のように通うご家族もいれば、月に1〜2回、まとまった時間をとるご家族もいます。大切なのは、ご本人にとっても、ご家族にとっても、無理なく続けられることです。決めるときは、次の3つを考えます。

  • ご本人の様子。入居して間もないころは、新しい暮らしに慣れていく時期です。面会の間隔や長さは、ホームの職員にご本人の様子を聞きながら決めると安心です。
  • ご家族の暮らし。仕事や体調、移動にかかる時間とお金を考えて、続けられる間隔にします。きょうだいや親族で分担して、誰かが顔を出せる日を作る方法もあります。
  • 1回の長さ。長く滞在するより、短くても回数を重ねるほうが、お互いに疲れにくいことがあります。ご本人が疲れやすい場合は、短い時間から始めてみてください。

頻度を決めたら、ご本人にも伝えておくと、次に会える日を楽しみに待てます。予定が変わったときは、ホームを通じて伝えてもらうこともできます。

3|時間帯は、ホームの1日の流れに合わせる

食事、入浴、休む時間と重なると、ご本人とゆっくり話せないことがあります。面会の時間帯は、ホームの1日の流れを聞いて決めるのがおすすめです。東急ウェリナケアの3ホームの、1日の流れの一例は次のとおりです。

1日の流れの一例(東急ウェリナケア)
  1. 7:30 朝食9:00 健康チェック
  2. 10:00 水分補給11:00 リハビリ
  3. 12:00 昼食14:00 入浴
  4. 15:00 おやつ16:00 アクティビティ・レクリエーション
  5. 18:00 夕食19:00 就寝の準備

各ホームのケアのページにある「1日の流れ」の一例です。旗の台は10:00に体操もあります。お一人おひとりのケアプランによって異なります。

午後のおやつの時間に合わせて一緒にお茶を飲む、アクティビティの様子を見る、といった過ごし方もできます。ご本人の体調がよい時間帯は人によって違うため、職員に「何時ごろが話しやすいか」を聞いてみてください。

4|持ち物と差し入れ

面会のときに持っていくものは、季節の衣類や日用品の補充と、会話のきっかけになるものが中心です。持ち込みや差し入れの決まりはホームごとに違うので、迷ったら職員に聞いてから持っていきます。

  • 季節の衣類の入れ替え。着る物には名前を付けます。記名の方法(縫い付け、スタンプなど)にホームの決まりがあるかも確かめます。
  • 日用品の補充。ホームが用意するもの、ご家族が用意するものを確かめて、足りないものを持っていきます。
  • 写真や手紙、趣味の物。家族の写真、孫からの手紙、好きな本や音楽などは、話のきっかけになります。
  • 食べ物の差し入れは、渡す前に職員へ。飲み込む力、持病や食事の制限、保管のしかたによって、食べてよいものが違います。
  • 現金や貴重品。手元に置いてよいか、預ける方法があるかを確かめます。

5|面会の時間にできること

車いすの高齢の女性に寄り添い、一緒に窓の外をながめる女性
※写真はイメージです

面会の時間に、特別なことをする必要はありません。顔を見て、話をするだけでも大切な時間です。たとえば、次のような過ごし方があります。

  • 一緒にお茶を飲みながら話す。家族や近所の出来事、昔の思い出など
  • 写真や動画を一緒に見る
  • ホームのまわりを散歩する、一緒に買い物や食事に出かける(外出の届け出はホームの決まりに従います)
  • 職員と話す。最近の体調、食事、睡眠、楽しみにしていること、困っていることを聞き、気になることはその場で伝えます

ご本人がうまく話せない日や、反応が少ない日もあります。そういう日は、手を握る、好きな音楽を一緒に聞くなど、短い時間でも一緒に過ごせれば十分です。

6|行けない・行きたくないと感じたとき

タブレットの画面を見ながら、高齢の女性と話すスタッフ
※写真はイメージです

「面会に行きたくない」と感じるのは、珍しいことではありません。親の老いた姿を見るのがつらい、行くたびに疲れてしまう、帰りぎわに引き止められるのが苦しい、遠くて時間もお金もかかる。そう感じる自分を、責めすぎないでください。面会は、続けられる形に変えてかまいません。

  • 頻度や長さを見直す。回数を減らしたり、1回を短くしたりして、続けられる形にします。
  • 家族で分担する。きょうだいや親族と、行く人と日を分けます。
  • 会えない日は、別の形でつながる。電話や手紙、写真を送る方法があります。電話の取り次ぎや、オンラインでの面会ができるかは、ホームに確かめてください。
  • 職員に様子を聞く。会えない期間が続くときは、電話で最近の様子を聞いておくと安心です。
  • 気持ちを話す。面会がつらいこと、親との関係で悩んでいることは、ホームの相談員やケアマネジャーに話してみてください。

遠くに住んでいて通うのが難しい場合の支え方は、東急ウェルネスの老人ホーム紹介サービス「住まいる」のコラム遠距離介護|離れて暮らす親を、どう支えるかでも紹介しています。

7|入居前に確かめたい、面会の8つのこと

入居してから面会の決まりに戸惑わないよう、見学や入居の相談のときに、次の8つを聞いておきます。

  • 予約の方法。予約がいるか、何日前までに、どの方法で申し込むか。
  • 面会できる時間帯。1回の長さの目安と、食事や入浴の時間。
  • 面会の場所。居室に入れるか、談話室などの部屋を使うか。
  • 同伴できる人。人数、子ども、ペット。
  • 飲食と差し入れ。一緒に食べてよいもの、渡し方。
  • 外出・外泊。届け出の方法と期限、職員の付き添いの費用。
  • 感染症の時期。面会の方法が変わるときの連絡のされ方。
  • 会えないときに様子を知る方法。電話での様子の聞き方、ブログなどでの発信。

見学全体の確認項目は老人ホームの選び方・探し方にまとめています。

東急ウェリナケアの3ホームの面会

3ホームとも、ご家族やご友人をお迎えできるお部屋をご用意しています。旗の台と自由が丘は談話室、尾山台はプライベートルームで、事前のご予約でご利用いただけます。面会の時間や方法は、状況によって変わることがあります。お越しになる前に、各ホームにお問い合わせください(よくあるご質問)。

通いやすさ(駅から・お車で)

旗の台自由が丘尾山台
電車東急大井町線・池上線「旗の台」駅から徒歩10分/東急大井町線「荏原町」駅から徒歩8分/都営浅草線「馬込」駅から徒歩9分東急東横線・大井町線「自由が丘」駅(正面口)から徒歩4分東急大井町線「尾山台」駅から徒歩16分
バス「北馬込一丁目」から徒歩3分―「二子玉川駅」「多摩川駅」から東急バス(玉11系統)で「東京都市大南入口」下車、徒歩2分
お車ご来訪者用の駐車場あり(台数に限りがあります)ご来訪者用の駐車場あり(台数に限りがあります)。屋根付きの車寄せエントランスに駐車場あり。雨の日も濡れずに乗り降りできます

※ 各ホームのアクセスのページの記載です(バスの所要時間や系統の詳細も掲載しています:旗の台・自由が丘・尾山台)。

フルートとハープの演奏を聴くご入居者
演奏家によるコンサート(旗の台・自由が丘のサービスのページより)

会えない日のご様子は、各ホームのスタッフブログでも、行事やアクティビティの様子をお伝えしています(旗の台・自由が丘・尾山台)。ケアプラン(介護の計画)は、介護スタッフや看護師との定期的なカンファレンスで見直しています(各ホームのケアのページ)。ご本人の様子で気になることは、面会のときや、お電話でお知らせください。

面会や見学のご相談は、お電話(旗の台 0120-068-109・自由が丘 0120-335-109・尾山台 0120-626-109。いずれも受付10:00〜17:30・無休)か、資料請求・見学予約のフォーム(旗の台・自由が丘・尾山台)から承ります。

出典と確認日

この記事の内容は、2026年10月7日に、次の資料で確認しました。面会の時間や方法は変わることがあります。お越しの際は、各ホームに最新の内容をご確認ください。

入居のご相談

受付時間 10:00〜17:30(無休)